たきぐち
初出:「小説新潮」新潮社、1963(昭和38)年11月〜1964(昭和39)年2月
書き出し
一益村安宅が釣りをしていると、畠中辰樹が来て「釣れたか」と云った。益村は振り向きもしなかったが、声を聞いて畠中だということはわかった。益村は返辞をせず、畠中はその脇に腰をおろした。七月のよく晴れたひるさがりだが、うしろの崖に樹の茂みがあり、二人のいるところは日蔭になっているうえ、川から吹いて来る風があるので、少しも暑さは感じられなかった。「なにか用でもあるのか」と益村がきいた。「べつに」と畠中が答…
ba5194e78df6さんの感想
女性の心理は、なかなか難しい。考えなが、読み進んだ。
f0dee5e14b0fさんの感想
今一つピンとこないなあ