青空文庫

「蜆谷」の感想

蜆谷

しじみだに

初出:「新読物」公友社 、1947(昭和22)年3月号

書き出し

一「こんなに鴨の寄らないこともないもんだ、もう師走という月でまるっきり影もみせない」風邪でもひいているような、ぜいぜい声でこう云うのが聞こえた、「もう十年もむかしだったか、沖の島の杓子岩のくずれた年だかに鴨の寄らないことがあった」「なむあみだ、なむあみだ」別の声がうたうような調子でそう云った、「ばかな凍てだ、これじゃあまた明日は寝て暮らすだ、出て来なけりゃあよかった」「猟場が変わったのもたしかだ、

2025/02/24

8eb05d040692さんの感想

面白かった

2021/10/11

f5d289584d78さんの感想

よかった

2021/10/08

bf0760cc1241さんの感想

致し方ない。人心が上意に沿うのは我が身可愛さの為だし、庄屋・名主にも家族親族がある。 事情をよくよく吟味し、お咎めなしとした奉行と田畑よりも母の苦労と嫁の辛さを汲んだ弥之助の心にただただ涙しました。

2021/10/07

阿波のケンさん36さんの感想

作者の文章は絶品である。作品は勧善懲悪物であるがやはり日本人の心にストンとおさまる。

2021/10/04

decc031a3fabさんの感想

誰にとっても手のひらを返されると言うのが、とにかく堪えるもの。そして村の態度がここまで過剰になったのは、上の事情が分からないとは言いつつ、三成がそれなりの働きをしているからこその領主だったこと、そしてもう徳川の世になることを理解出来ていたからだ。弥之助は彦坂配下で役を得るほどの人物だし、その家族に筋が通らない扱いを、村が行っていたことを、新領主として井伊は看過できないだろうな。

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