青空文庫

「寒橋」の感想

寒橋

さむはし

初出:「キング」大日本雄辯會講談社、1950(昭和25)年2月

書き出し

一お孝はときどき自分が恥ずかしくなる。鏡に向っているときなど特にそうだ。「——まあいやだ、いやあねえ」独りでそんなことを呟いて、独りで赤くなって、鏡に写っている自分の顔を、一種の唆られるような気持で、こくめいに眺めまわす。全般的に見て、いやな言葉だけれども、膏がのってきている。皮膚が透けるようなぐあいで、なにかの花びらのように柔らかくしっとりと湿っていて、撫でると指へ吸いつくような感じである。或る

2022/08/19

47aa191d28d8さんの感想

最後の方の女性の心理描写がやや無邪気な感じがして個人的には今ひとつ。でも物語としては丁寧に組まれてて面白い。

2022/01/23

ba5194e78df6さんの感想

奥の深い作品 良かった。

2021/07/27

f0dee5e14b0fさんの感想

こんなのいいのかな

2020/08/21

19双之川喜41さんの感想

 新婚の妻は  時に 自分が 嫉妬深く 夫を ひどく 疑ってしまっているのではないかと  自省することはある。お手伝いの女が 妊娠して 退職した時も 夫が 原因を作ったとの 念を払いきれない。ところが 夫の父親が 病死する間際に あの子は 息子の子ではなく 舅が孕ましたと 告白して 急死してしまう。しかし という筋立てであり 新妻の 揺れ動く 色っぽい 心理描写が 素晴らしいと感じた。

2020/02/06

e6f5c099352aさんの感想

面白い。父の娘に対する愛の素晴らしさ!娘を救うための嘘ではないかと想像がついた。もう色男の夫も浮気はしないだろう。

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