青空文庫

「艶書」の感想

艶書

えんしょ

初出:「小説倶楽部」桃園書房、1954(昭和29)年5月号

書き出し

一岸島出三郎はその日をよく覚えている。それは宝暦の二年で、彼が二十一歳になった年の三月二日であった。よく覚えている理由は一日に二つの出来事があったからで、その一つは道場の師範から念流の折紙をもらったこと、他の一つは新村家の宵節句に招かれたこと、そうしてその宵節句の席で、彼は(不明の人から)艶書をつけられたのであった。岸島の家は老職で、代々「加判」という役が世襲になっている。一般に「加判」は老職連署

2025/03/12

4e7f791cb9b0さんの感想

人を想う気持ちはこんなにも長く続くものなのか いいなあ

2022/08/07

ba5194e78df6さんの感想

心から信頼出来るなら、遠回りでも、幸せになれる

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