おちむしゃにっき
初出:「講談雑誌」博文館、1941(昭和16)年4月号
書き出し
一の一「もういけない、祐八郎、下ろしてくれ」「なにを云う」大畑祐八郎は、叱りつけるように叫んだ。「ここまで来て、そんな弱音を吐いてどうするんだ、元気をだせ、佐和山まではどんなことがあっても行くと云ったではないか、いいか、石に噛りついても頑張るんだぞ」「いやだめだ、頼むから……下ろしてくれ」ほとんど担ぐように、肩へ掛けている田ノ口義兵衛の腕が急にぐにゃっと力をなくした。そして祐八郎が肩をつきあげるよ…
815aeaa7f8d2さんの感想
憤怒の言葉に共感します
8eb05d040692さんの感想
面白かったけどもう少し何か欲しかった