かさおりはんくろう
初出:「講談倶楽部」大日本雄辯會講談社 、1941(昭和16)年3月号
書き出し
失火一喧嘩は理窟ではない、多くはその時のはずみである、理窟のあるものならどうにか納りもつくが、無条理にはじまるものは手がつけられない、笠折半九郎と畔田小次郎との喧嘩がその例であった。二人は紀伊家の同じ中小姓で、半九郎は西丸角櫓の番之頭を兼任し、食禄は三百石、小次郎は二百五十石を取っていた。……年齢は半九郎の方が二歳年長の二十七であるが、気質からいうと小次郎の方が兄格で、烈しい性格の半九郎とはちょう…
8eb05d040692さんの感想
御殿様が一番良い人
7af5dccad76eさんの感想
やっぱり言葉にして言うべきだと思う