青空文庫

「追いついた夢」の感想

追いついた夢

おいついたゆめ

初出:「面白倶楽部」光文社、1950(昭和25)年11月号

書き出し

一娘は風呂桶から出るところだった。「どうです、いい躰でしょう旦那」おかみは嗄れた声でそっと囁いた。「あれだけきれいな躰は千人にひとりもありやしません、こんな商売をしているから、ずいぶんたくさん女の躰を見てますがね、ああいうのこそほんとの餅肌とか羽二重肌とか云うんですよ、あれだけの縹緻だし肉付きもいいし、……まあよく見て下さい。これが気にいらなかったら罰が当りますよ」そう云っておかみは去っていった。

2021/06/23

f4eb2ac81911さんの感想

江戸時代はいいよな。 人生のしがらみから逃げて自分一人で別の世界へ行くことができる。 ちょっと策を立てて銀座から調布へ逃げてしまえばそれっきり別の人生だ。 それに比べて現代人はどうだ。 ネットとSNSに縛られて地球の裏側まで逃げてもすく足がつく。 人と社会と別れられないイヤな世の中だ。 しかし和助さんは不運だった。 夜遅くまで酒を飲んで、早起きして釣り船に乗り直射日光にあたる。 脱水症状ってもんでさ。 あと少しで若くていい女と楽しい生活ができたのに。

2021/03/21

b53e79cfe52cさんの感想

今の世であれば20歳過ぎの独身女性が7億円拾った様な話。マア無いな。

2021/03/20

8e2e3f535e35さんの感想

山本周五郎作品では町人の世話物が大好きです。この作品はTVドラマでも楽しく見た作品です。ちょっとスリリングでお馴染みの市井ものとまた違った感じがして面白かったですね!

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