青空文庫

「目羅博士の不思議な犯罪」の感想

目羅博士の不思議な犯罪

めらはかせのふしぎなはんざい

初出:「文藝倶楽部 探偵小説と滑稽小説号」博文館、1931(昭和6)年4月増刊

書き出し

一私は探偵小説の筋を考える為に、方々をぶらつくことがあるが、東京を離れない場合は、大抵行先が極っている。浅草公園、花やしき、上野の博物館、同じく動物園、隅田川の乗合蒸汽、両国の国技館。(あの丸屋根が往年のパノラマ館を聯想させ、私をひきつける)今もその国技館の「お化け大会」という奴を見て帰った所だ。久しぶりで「八幡の藪不知」をくぐって、子供の時分の懐しい思出に耽ることが出来た。ところで、お話は、やっ

2024/10/16

976d009ce03aさんの感想

目の前で自分のそっくりさんがいたとして、その人が自殺したら自分も妖術にかかったように自殺してしまう?どうだろうなぁちょっと共感しかねるね

2021/03/22

46fcf8e7148fさんの感想

序盤のなんとも言えない仄暗い雰囲気が好き。中盤以降はそれほど好みではなかった。

2020/08/21

19双之川喜41さんの感想

 博士だけではなく 動物園で 出あった不思議な男も 犯罪者であると 思った。ただ この手口は 立証するのが難しい。乱歩が 筋のヒントを得るために 浅草あたりを 歩き回ったというのが 枕であろう。詩味が溢れる 謎解きは 嫌いではないと感じた。

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