青空文庫

「殺人迷路」の感想

殺人迷路

さつじんめいろ

05 (連作探偵小説第五回)

05 (れんさくたんていしょうせつだいごかい)

初出:「探偵クラブ」1932(昭和7)年10月

書き出し

インパーフェクト・クライム「で犯行の手掛は?被害者の身許が分らないとすると、せめて、犯人の手口を示す、一寸した証拠でも残ってはいなかったかしら」正岡警部が鎌倉署長の顔色を読むようにして尋ねた。というのは署長の困惑した表情の奥に、何だか妙なものが、一縷の希望みたいなものが感じられたからである。「アア、その方の証拠なら、少しばかり蒐集してあるよ。第一にこれです」署長は果して、待ってましたという調子で、

2022/03/07

ハルチロさんの感想

『連作』であることを念頭において読み進めないと、終章を読んでいるように感じます。実際は序章なので、この先の展開が大変気になる作品です。

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