青空文庫

「悪霊」の感想

悪霊

あくりょう

初出:「新青年」博文館、1933(昭和8)年11月~1934(昭和9)年1月

書き出し

発表者の附記二月ばかり前の事であるが、N某という中年の失業者が、手紙と電話と来訪との、執念深い攻撃の結果、とうとう私の書斎に上り込んで、二冊の部厚な記録を、私に売りつけてしまった。人嫌いな私が、未知の、しかも余り風体のよくない、こういう訪問者に会う気になったのはよくよくのことである。彼の用件は無論、その記録を金に換えることの外にはなかった。彼はその犯罪記録が私の小説の材料として多額の金銭価値を持つ

2021/02/23

ひまわりさんの感想

未完だと知らずに読み始めたので、途中で終わっていて驚いた。私自身は探偵小説が好きだけども、頭が良い訳でも洞察力に優れている訳でもないので暗号や犯人については自力で見当がつかなかった。そのためネットで調べて様々な見解に触れた。こういう楽しみ方もたまには有りだと思えた。

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