青空文庫

「お勢登場」の感想

お勢登場

おせいとうじょう

初出:「大衆文藝」1926(大正15)年7月

書き出し

一肺病やみの格太郎は、今日も又細君においてけぼりを食って、ぼんやりと留守を守っていなければならなかった。最初の程は、如何なお人好しの彼も、激憤を感じ、それを種に離別を目論んだことさえあったのだけれど、病という弱味が段々彼をあきらめっぽくして了った。先の短い自分の事、可愛い子供のことなど考えると、乱暴な真似はできなかった。その点では、第三者である丈け、弟の格二郎などの方がテキパキした考を持っていた。

2021/01/19

66e1784ec180さんの感想

お勢のなんて事のない台詞の一つ一つが、言葉遣いの妙で艶やかな女性を想像させる。 お勢のその後は、黒蜥蜴に転身して大活躍したとひそかに妄想している。

2017/10/17

83e1e68ead00さんの感想

前編:格太郎 後編:お勢 みたいな感じで、面白かったです!

2017/09/23

a675e7be63c8さんの感想

背筋が一瞬ヒヤッとする

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