青空文庫

「木精(三尺角拾遺)」の感想

木精(三尺角拾遺)

こだま(さんじゃくかくしゅうい)

初出:「小天地 第一巻第八号」1901(明治34)年6月10日

鏡花10

書き出し

「あなた、冷えやしませんか。」お柳は暗夜の中に悄然と立って、池に臨んで、その肩を並べたのである。工学士は、井桁に組んだ材木の下なる端へ、窮屈に腰を懸けたが、口元に近々と吸った巻煙草が燃えて、その若々しい横顔と帽子の鍔広な裏とを照らした。お柳は男の背に手をのせて、弱いものいいながら遠慮気なく、「あら、しっとりしてるわ、夜露が酷いんだよ。直にそんなものに腰を掛けて、あなた冷いでしょう。真とに養生深い方

2019/10/01

19双之川喜41さんの感想

 深川の木場に 浮かぶ木のことかと思ったけど 違うのかもしれない。 筋立てが 交差していて 幻に気を引かれるようでもあり まいったと 白旗をあげるしかないと感じた。

1 / 0