青空文庫

「地下生活者の手記」の感想

地下生活者の手記

ちかせいかつしゃのしゅき

書き出し

第一地下の世界この手記の筆者も『手記』そのものもむろん、架空のものである。が、それにもかかわらず、かかる手記の作者のごとき人物は、わが社会全般を形成している諸条件を考慮にとり入れてみると、この社会に存し得るのみならず、むしろ存在するのが当然なくらいである。わたしはきわめて近き過去の時代に属する性格の一つを、普通よりも明瞭に、公衆の面前へ引きだしてみたかったのである。それはいまだに余喘を保っている世

2024/04/16

19双之川喜41さんの感想

 アルアルと 読み手に 同感されるのが 著者は 気に入らないようで ドストエフスキーの 文章では 意見が 反転することが たびたびある。読み手に 喧嘩(けんか)を 売っているような気配もあり 読み進めるのに ひどく 難儀(なんぎ)する。日頃は 読者に 迎合的(げいごうてき)な 文章を ぬくぬくと 濫読(らんどく)している 身としては 半分も 判らなかったと 感じたのである。

2022/09/18

82cf80bb98b7さんの感想

ドストエフスキーの作品で一番好きですね。 主人公の愚痴が途中までダラダラ続くわけですが妙に刺さる部分があり、現代の情報化社会を野次ったような終わり方は、何か作者に見透かされているような気分さえあります。 ドストエフスキーファンは必読でしょう。

2021/11/24

0c2892c2e65fさんの感想

地下生活者はきわめて内省的でかつ自己破滅型の発想しかできない人物である。いうなればラスコーリニコフになりそこなった男なのであろう。

2021/06/12

3dc297202a2aさんの感想

トルストイ

2020/08/07

496b7f29770aさんの感想

初めて読んでみたが、面白かった。しかし、よくもまぁ、こんなに饒舌に喋るものだなと感心してしまう。原文もこんな感じなのかと逆に興味が湧く。 ハッピーエンドでもなく、バッドエンドでもない何とも言えない不思議な感覚。 終盤では、リーザが主人公の思考を支配し(リーザは特に何もしていないが)、あれ程執拗に考えていたズヴェルコフ等のことが頭からすっかり消えてしまったのが、少し滑稽であった。(平手打ちを喰らわしてやらなくちゃと息巻いていたのに……) リーザとは、もしかして……と思ったが、もしかしては来なかった。お札を返されたことが全てなのだろう。 「地下生活者の手記」というタイトルに相応しい内容であった。

2019/07/09

あーちゃんさんの感想

最初は身勝手な人間の戯言のように感じましたが、読んでいるうちに共感している自分がいる事を認めざるを得なくなりました。読めば読む程心の底を抉られるような気分になります。フョードルの作品の中でも読みやすく、純文学好きな方、あまり読んだことの無い方どちらにもお勧めできる作品だと思います。

2019/05/25

けちゃさんの感想

前半の感情のジェットコースターには正直ついていけず、流し読みになってしまった。 ストーリー事態も表面上は理解したものの内面やそれに付随する言動は身近になく理解が難しかった。 ただ、主人公が人を傷つける場面がいくつも見られるが、そのときに本人も苦しんでおり、もどかしい。 少し不器用さを感じる。 また改めて読んだときには、なにか琴線に触れることもあるだろうし、一度で理解できる程浅くない。 リーザとなんとか幸せになる道を中盤に望んで、半ば確信して読み進めたのは、日本のハッピーエンドに慣れすぎたせいかもしれないら。

2019/02/22

8e46b5bc1c6aさんの感想

灰色の暗い部屋で諸君の1人になって独白を聞いてみる。(イメージ)彼は机に両肘をついて指を組んで真っ直ぐにみつめる。時に歯軋りと癇癪、唾を飛ばして語る。正直かなり痛い人。そして認めてはいないが淋しがりや。(多分)人間を恩知らずな二足歩行動物と言った(笑)近づけさせないオーラ満載。だが、優しい性質もあるはず。でないとあれだけの説教はできない。

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