青空文庫

「私の履歴書」の感想

私の履歴書

わたしのりれきしょ

初出:「螢雪時代 十一月号」旺文社、1951(昭和26)年11月1日

書き出し

人間の履歴を知るには、履歴書を見るのが一番早い。しかし履歴書にあらわれているのは、決してその人の本当の履歴ではない。少なくも私の場合などは、大学の物理科を出ていることになっていて、それは事実ではあるが、今から考えてみると、全く偶然の機会の重り合いが、自分を物理学者としたようなものである。私の歩んだ道は、履歴書の上ではきわめて平凡であるが、その内容はきわめて浮動の多いものであった。ただ全体を通じて、

2019/10/30

19双之川喜41さんの感想

 中谷は 寺田寅彦の助手として かの有名な(理研)にいた頃 落第したことを 寅彦に 言ったところ 「僕も落第したことがある。夏目漱石先生も 確か 小学校で 落第した。」と言われ 安心したという。 少しぐらいなら 良いかもしれないけど 諸掛(しょか)かりは 誰が払うのかと 余計な心配を してしまうのである。

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