ずいひつぜにがたへいじ
17 捕物小説というもの
17 とりものしょうせつというもの
書き出し
一「捕物小説」というものは、好むと好まざるとに関せず、近頃読書界の一つの流行で、大衆雑誌の編輯者が「捕物小説を一つ入れなければ、売る自信が持てない」というのも、決して誇張やお世辞ではないようである。十年二十年ほど前には、やくざ小説がはやり、明治の初年には、義賊小説や泥棒芝居が恐ろしい勢いで、創作演劇の世界を風靡した。そのいずれにも共通な性格は、英雄的で、多分に反社会的な傾向を持ったものである。今日…
19双之川喜41さんの感想
「与力や目明かしは、決して賄賂を取らない」 近頃の 賄賂らしきもので 泣きながら 大臣の地位を 去っていく 余りと言えば 余りな政治家の失態に比し 爽やかな活躍に 喝采を送るのは 無理もないと思った。