青空文庫

「二癈人」の感想

二癈人

にはいじん

初出:「新青年」博文館、1924(大正13)年6月

書き出し

二人は湯から上って、一局囲んだ後を煙草にして、渋い煎茶を啜りながら、何時の様にボツリボツリと世間話を取交していた。穏かな冬の日光が障子一杯に拡って、八畳の座敷をほかほかと暖めていた。大きな桐の火鉢には銀瓶が眠気を誘う様な音を立てて沸っていた。夢の様にのどかな冬の温泉場の午後であった。無意味な世間話が何時の間にか懐旧談に入って行った。客の斎藤氏は青島役の実戦談を語り始めていた。部屋のあるじの井原氏は

2026/01/07

27ebf34ca26fさんの感想

この告白を聞いて斎藤(おそらく木村)は井原を夢遊病者に仕立てたことを後悔した。それを聞いた井原は復讐するよりもむしろ、その知恵に感心してしまっていた。

2017/11/18

よしふみさんの感想

お人好しは「2度」騙され、「3度」踊らされる(涙)

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