双生児
そうせいじ
――ある死刑囚が教誨師にうちあけた話――
――あるしけいしゅうがきょうかいしにうちあけたはなし――
初出:「新青年」博文館、1924(大正13)年10月
書き出し
先生、今日こそは御話することに決心しました。私の死刑の日も段々近づいて来ます。早く心にあることを喋って了って、せめて死ぬ迄の数日を安らかに送り度いと思います。どうか、御迷惑でしょうけれど、暫らくこの哀れな死刑囚の為に時間を御割き下さい。先生も御承知の様に、私は一人の男を殺して、その男の金庫から三万円の金を盗んだ廉によって死刑の宣告を受けたのです。誰もそれ以上に私を疑うものはありません。私は事実、そ…
862e3b80a9c1さんの感想
双子ネタは多いけど、こういうトリックは初めてだったので面白かった。
e6e16bade96bさんの感想
独白文ではなく具体的な事件が起こり探偵が解決していくスタイルだったならば、もっと面白くなったかもしれない。
ことりんさんの感想
どうなるのかと続きが気になり、あっという間に読んでしまったが、 この弟の短絡的な犯行と考えに、 うーん。。。と言わざるを得ない。
9e420e80574fさんの感想
読みやすいお話
ゆうきは文学少女なの?さんの感想
ふたごの存在の1人である主人公が考え出した犯罪。彼は成功だったと言えよう。彼がふたごの兄の替わりとして生き続けていたから。 そして彼の心理も理解できる。自分の外見は兄と全く一緒なのに、差別がある。自分の恋人、財産、など、すべて兄に取られたかの感じでずっと過ごしているから、彼が兄を恨まない訳がない。兄になったらすべてが手に入れる。兄妻も一緒に・・・ 人の悪の部分を無力に描写し、そして懺悔の形でその悪をできるだけ認められようとする短編推理小説だと思う。
2f7edb1c1634さんの感想
サクッと読めました。江戸川乱歩のリズム感読みやすくて心地よいです。
gnosaさんの感想
パノラマ島奇譚にも通じるパターン。著者の得意技ですね。
412eee01ec28さんの感想
文章の巧みさで、一気に読めたが、・・・オチがイマイチな感じでした。
あきらちゃんさんの感想
よく出来た話だった。指紋がキーワードだよ。
470f30676541さんの感想
そんなに面白くはない。短い分トリックはシンプルだし犯罪を犯すものの心根とかそういった所の描写も淡々として薄い。暇なときに読むのにはぴったり。
55bcabd0225fさんの感想
読みやすく、短くて解りやすい。あっと驚く展開ではないが、違和感なく読み終える。後味の悪さもない。
ddb20f03995eさんの感想
一気に読める分量。理解しやすい簡単な推理と簡易的な終わりが良い