青空文庫

「その一年」の感想

その一年

そのいちねん

初出:「文学界」1958(昭和33)年8月号

山川方夫97

書き出し

遠く近く形をかえてつづいて行く両側の丘や森に、残照はもはや跡もなかった。風も冷えてきていた。低い山の裾をまわり、保土ヶ谷をすぎるころから、黄昏れが深くなった。米軍の軍用トラックはいちだんとスピードを増しはじめた。並行して土手の向うを走っている東海道線の、下り列車の窓に明りが灯っている。小畑信二は薄暗いトラックの幌のなかで、あとへあとへと動く風景を見ていた。黒みをおびた沿道の松の枝が、ゆったりと波う

2019/10/24

19双之川喜41さんの感想

 戦勝国の振る舞いに対する 鬱屈した心情を バンドマンを通して描く。 茅ヶ崎に 戦車隊が 駐留していたとか。 そんな時代を やり過ごしてきた。

2016/01/06

3063e8a9d891さんの感想

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