青空文庫

「槍ガ岳」の感想

槍ガ岳

やりがたけ

(北鎌尾根)

(きたかまおね)

初出:「私家版 風説のビヴァーク」1950(昭和25)年1月6日

松濤16

書き出し

荷上げ昭和二十三年十二月十二日五時松本着、ただちに島々へ行き、西糸屋にて干飯、餅各三升依頼。米を若干買入れて大町へ向う。大町では葛行バスの終車に乗り遅れ、「山七」旅館に泊る。素泊りで一一〇円。暇つぶしに湯俣温泉小屋持主を訪ね、天上沢の路が予想外に良いことを聞き安心する。大町で見たところでは、雪は少なく、スキーを持った格好は良くない。十二月十三日八時のバスで葛入り、高瀬館にスキーを預け、九貫の荷を背

2025/08/11

時間旅行者さんの感想

風雪のビヴァーク ここにあったのか… 登山記録として書いた前半は登頂への希望が垣間見えするが… 後半、不測の出来事や天候不良に真情が吐露されていくところ…胸がつまる思いだ カナ文字での文 その気持ちを思うと、読むのが苦しくなる…

2015/04/03

ミノジイさんの感想

30年ぶりくらいに再読しました。途方もないことにがむしゃらにつき動かされていく、青春の脈動と破滅のごちゃまぜになった感傷で一杯になりました。

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