青空文庫

「我が一九二二年」の感想

我が一九二二年

わがせんきゅうひゃくにじゅうにねん

02 我が一九二二年

02 わがせんきゅうひゃくにじゅうにねん

初出:秋刀魚の歌「人間 第三巻第一一月号」1921(大正10)年11月1日発行

佐藤春夫10

書き出し

序私達の友人は既に、彼の本性にかなはない総ての物を脱ぎ棄て、すべての物を斥けた。そして彼自らの手で紡ぎ、織り、裁ち、縫ひ上げたところの、彼の肉体以上にさへ彼らしい軽羅をのみ纏ふて今、彼一人の爽かな径を行つてゐる。他の何人に対してよりも、自分自身に対して最善の批評家であるところの彼は、つねにただ、彼の子供として恥しくない子供だけを生み、より恥しくない子供だけを育て上げてゐる。彼のと異つた芸術を要求す

2016/09/05

2ae781e1191fさんの感想

筆者と谷崎潤一郎と谷崎の奥さんとの関係が衝撃で、秋刀魚の歌を読みました。 谷崎先生が自分の奥さんと離婚するから、 奥さんのことよろしくね!と佐藤春夫に頼んだという話ですが この時代だからあり得ること? (ちなみに佐藤春夫は奥さんに好意を持っていたとのこと) 秋刀魚の歌は、その心境の詩として有名らしいですね。 ゴシップ感想になってしまい、申し訳ないです。

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