青空文庫

「オモチャ箱」の感想

オモチャ箱

オモチャばこ

初出:「光 第三巻第七号」1947(昭和22)年7月1日

坂口安吾59

書き出し

およそ芸ごとには、その芸に生きる以外に手のない人間というものがあるものだ。碁将棋などは十四、五で初段になる、特別天分を要するものだから、その道では天来の才能に恵まれているが、外のことをやらせると国民学校の子供よりも役に立たない、まるで白痴のような人があったりする。然しこういう特殊な畸形児はせいぜい四、五段ぐらいでとまるようで、名人上手となるほどの人は他の道についても凡庸ならぬ一家の識見があるようで

2015/07/15

7f4a0e1743b9さんの感想

時代背景作家の苦悩が何となく感じられました。

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