青空文庫

「アラスカ通信」の感想

アラスカ通信

アラスカつうしん

初出:「花水木」文藝春秋新社、1950(昭和25)年

書き出し

アリューシャンを越えて七月六日の午後、ノース・ウェスト機で羽田を立った時は、雨の中であった。しかし間もなく雲の上に出たので、気象状態はそう悪くなかった。ときどき霧雨が窓を濡らし、灰色の雲がちぎれちぎれにとぶ。そして機は時々軽くゆれた。ところが千島の沖へかかった頃から、急に気流の状態がよくなった。三十六人乗りのあの大きい飛行機は、まるでぴたりと空中に静止したように、ちっとも動揺が感ぜられない。海上は

2022/03/02

8702fcaf2228さんの感想

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