まじゅつし
初出:「講談倶楽部」大日本雄弁会講談社、1930(昭和5)年7月~1931(昭和6)年5月
書き出し
作者の言葉わが明智小五郎は、遂に彼の生涯での最大強敵に相対した。ここに『蜘蛛男』の理智を越えて変幻自在なる魔術がある。魔術師は看客の目の前で生きた女を胴切りにしたり、箱詰めの小女を剣の芋刺しにしたり、彼女を殺害して鮮血したたる生首を転がして見せたり、或は立所に人を眠らせ、自由自在の暗示を与え、或は他人の心中持物を看破するなど、あらゆる奇怪事を行うことが出来る。兇賊がこれらの怪技の妙奥を会得していた…
e93bc03013a8さんの感想
ケレン味あり、トリックあり、可憐なヒロインがむせび泣き、魔術師の大仕掛けに戦慄すること請け合い。 恋の魔法も少しだけ。 どうぞたっぷりとお楽しみください。