ぜにがたへいじとりものひかえ
134 仏師の娘
134 ぶっしのむすめ
初出:「オール讀物」文藝春秋社、1942(昭和17)年6月号
書き出し
一「親分、こいつは変っているでしょう。とって十九の滅法綺麗な新造が仏様と心中したんだから、江戸開府以来の騒ぎだ」ガラッ八の八五郎は、また変な噂を聴き込んで来ました。「何をつまらねエ」「つまるかつまらねエか、ちょいと行ってみて下さいよ。京屋じゃ怪我(事故)にして検屍を受け、日が暮れたら、お葬いを出すつもりでいるが、若い娘が仏様を抱いて、大川へ飛び込んでそれで済むと思いますか」「京屋というのは、米沢町…
966c1011486bさんの感想
なんか今一つ、足りない感じが残る、もうちょっと、殺された主人の悪い感じが伝わればなぁ、と思う。