青空文庫

「銭形平次捕物控」の感想

銭形平次捕物控

ぜにがたへいじとりものひかえ

021 雪の精

021 ゆきのせい

初出:「オール讀物」文藝春秋社、1932(昭和7)年12月号

野村胡堂39

書き出し

一昼頃から降り続いた雪が、宵には小やみになりましたが、それでも三寸あまり積って、今戸の往来もハタと絶えてしまいました。越後屋佐吉は、女房のお市と差し向いで、長火鉢に顔をほてらせながら、二三本あけましたが、寒さのせいか一向発しません。「銭湯へ行くのはおっくうだし、按摩を取らせたいにも、こんな時は意地が悪く笛も聞えないね」「お前さん、そんな事を言ったって無理だよ、この雪だもの、目の不自由な者なんか、歩

2024/02/05

鍋焼きうどんさんの感想

縮尻平次の面目躍如。一見、敵討ちのサポート役に徹しているよう。他の話でもある事情で下手人を逃がしていた。八五郎が惚れるのはこういう粋な計らい。

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