くろべきょうこく
初出:「東京朝日」1919(大正8)年11月
書き出し
立山山脈と後立山山脈地質学者の説に拠ると、今日普通に日本北アルプスの名で広く世に知られている飛騨山脈は、凡南十度西より東十度北即ち南南西から東北東に向って並走して居る数条の連脈から成っているということである。さもあらばあれ高い山のみを渇仰の標的として、峰から峰へと縦走する気儘な山岳の巡礼は、勝手に是等の山脈を二にも三にも胴切にして、低い山はそれが主脈であっても、草鞋の先に突懸った石ころのように惜気…
8eb05d040692さんの感想
自らの足で調べないとここまで書けないと思う。 黒部峡谷の虎の巻って感じです。