青空文庫

「銭形平次捕物控」の感想

銭形平次捕物控

ぜにがたへいじとりものひかえ

012 殺され半蔵

012 ころされはんぞう

初出:「オール讀物」文藝春秋社、1932(昭和7)年3月号

野村胡堂31

書き出し

一「平次、少し骨の折れる仕事だが、引受けてはくれまいか」若い与力の笹野新三郎は、岡っ引風情の銭形平次に、こんな調子で話しかけました。「口幅ったいことを申すようで恐れ入りますが、お頼みとあれば、どんな事でも、旦那」先代から厄介になっている銭形の平次としては、首をくれと言われても、断られた義理ではありません。それに平次も笹野新三郎に劣らず、若さと覇気と、感激性を持っていた頃のことです。「ほかではない—

2016/04/16

729aff5cfec0さんの感想

「えっ?死ぬんだよ?」殺され半蔵。 切れのいい文体で、とんとん拍子に進む物語。また、単細胞だが義理に厚くまっすぐな殺され半蔵のキャラクターに心引かれる。 今では絶滅種族となった半蔵のような人間が、今の世の中には必要なのでは?と感じたが、皆さんはどう思うだろうか。

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