ふきのしたのかみさま
初出:「赤い鳥 第六巻第一号」赤い鳥社、1921(大正10)年1月1日
書き出し
一今は昔、もうずっとの昔のことですが、北海道にコロボックンクルという、妙な神様が住んでおられました。その時分はまだ北海道には日本人が一人もいなくて、山には熊、川には鮭、そして人間といえばアイヌ人ばかりでした。だからコロボックンクルはアイヌ人の神様でした。この神様は大変体が小さいものですから、雨の降った日でも日の照った日でも、それが丁度屋根のようなつもりで、暇さえあると、蕗の葉の蔭に休んで一服するこ…
8eb05d040692さんの感想
北海道の昔話、神様に悪さをすると罰が当たる。でもそれで民族が滅ぶってのもどうかと…