おかのどうぞう
初出:「新美南吉童話全集第一巻 ごんぎつね」大日本図書、1960(昭和35)年6月20日初版発行
書き出し
丘のふもとの、うつくしい平和な村に、ハンスという、詩人が住んでいました。丘の上に立って、うつくしい村をながめては、歌にうたい、牧場にいって、やさしいひつじのむれをながめては、詩をかくのがつねでした。ハンスのつくった詩は、国じゅう、だれひとり知らないものはないほどでした。あるとき王さまは、この村のそばを通りかかりましたが、ハンスがこの村にいると聞いて、わざわざ、この名高い詩人に、あいにこられました。…
19双之川喜41さんの感想
銅像の 使い回しの話しは 意表をつく。 詩人→医者→軍人→強盗→七つの鐘。 深読みすれば 暗喩 皮肉 移ろい易い人心等々に思い当たるけど そうでなくても 心打たれると感じた。