青空文庫

「奇談クラブ〔戦後版〕」の感想

奇談クラブ〔戦後版〕

きだんクラブ〔せんごばん〕

11 運命の釦

11 うんめいのボタン

初出:「月刊読売」1947(昭和22)年8月

野村胡堂29

書き出し

プロローグ「あらゆる偶然は可能だ、と笠森仙太郎は信じておりました。この広い宇宙の中で、大海の粟粒よりもはかない存在に過ぎない我々の地球が、他のもう一つの気紛れな粟粒なる彗星と衝突することだってあり得るだろうし、世界の人間が全部、一ぺんに気が違うことだって、あり得ないと断ずることはできない。プロバビリティの算出によれば、我々——いや私のような平凡人でも、随分運の廻り合せでは豊太閤ほどの出世ができない

2019/06/06

ハルチロさんの感想

面白い“奇談”です。幸運を引き寄せる鍵となる言葉が、本作品の「フィナーレ」の部分に出てきます。“運命の釦”は『偶像』であり、「フィナーレ」に書かれた言葉は『真実』なのではあるまいか、と思います。しかしながら、本作品の展開が如く“運命”とは『山高ければ、谷深し』の感があるかと思います。本作品の「後日談」の如く「日々是精進」と言うような姿勢で人生を歩むのが宜しいようで…。

2015/12/30

奥津棄戸明さんの感想

たいして面白くなかった

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