青空文庫

「奇談クラブ〔戦後版〕」の感想

奇談クラブ〔戦後版〕

きだんクラブ〔せんごばん〕

06 夢幻の恋

06 むげんのこい

初出:「旅と読物」交通協力会、1947(昭和22)年4月

野村胡堂28

書き出し

クラブ復活「皆様、丁度十五年目でこの奇談クラブの会合を開きました。世の中も変りましたが御同様私共もすっかり年を取ってしまいました」幹事の今八郎はそう言って見事に禿げた頭をツルリと撫で乍ら続けました。「長い長い間、私共は自由に会合して面白い話を交わすことさえ遠慮しなければなりませんでしたが、今では最早そのような気兼も苦労もなく、存分に考え、存分に働き、そして存分に楽しみ、存分に話し合って差支の無い時

2019/05/31

ハルチロさんの感想

作品の時代背景や登場人物の素性、来歴から考えると、少々途方もなく感じる話の展開です。途方もない話だから“奇談”と言うに相応しいのかもしれません。歌舞伎、浄瑠璃のような“恋”の話ですが、登場人物の末期を見ると、現実に引き戻されます。

2015/12/25

奥津棄戸明さんの感想

面白かった

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