青空文庫

「世評(一幕二場)」の感想

世評(一幕二場)

せひょう(いちまくにば)

A morality

ア モラリティ

菊池10

書き出し

——よしと云ひあしと云はれつ難波がたうきふししげき世を渡るかな——人物所時凡て知れず。情景一路のほとりに緑の草の生えた広場があり、その広場に一群の隊商が休息している。遠景にアラビア風の都会。隊商の中に、隊長と覚しく骨格逞しき老年の男がいる。妻を伴っている。妻は楚々として美しき女。隊商を囲んで多くの見物人が居る。見物の男女幾人とも知れがたし。見物の男一何処から何処へ行く隊商だ。男二知らない。ついぞ見

2017/10/25

芦屋のまーちゃんさんの感想

この主人公の 女性は 小池百合子ではあるまいか?

2017/01/31

b9ef941530ccさんの感想

菊池寛の世評は、アラブの隊商宿での客たちのやり取りの話。初め老人の妻とされていた若い妻に同情して、気の毒な女。その1年後、その気の毒な女は夫を自分より年下の若造を夫として子供をもうけていた。それを見た客たちは、その女を図々しい女と批判し、石を投げる。何れにしても、自分たちの価値観と合わなければ気に入らない。

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