ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)
初出:「山岳 第11年第1号」1916(大正5)年10月
書き出し
笛吹川は秩父街道最奥の部落である広瀬附近から上流になると子酉川と呼ばれている。広瀬から稍や爪先上りの赤土道を、七、八町も行くと、原中に一本の大きな水楢か何かの闊葉樹が生えている側で路が二つに岐れる。右は雁坂峠へ出るもので、今は峠ノ沢の製板業が盛になった為に、板を運搬するトロッコの鉄路が通じている。左に沿うて下り気味に辿って行くと雁坂峠から発する峠ノ沢の下流(下股)を渡って、河成段丘であるらしいバラ…
8eb05d040692さんの感想
山岳ガイド。当時に自らの足で調べて書くのだから、素直に凄いと思った。
阿波のケンさん36さんの感想
登山家にとっては良い本であろう。日本における黎明期の登山日誌である。