青空文庫

「横山」の感想

横山

よこやま

初出:「ホトトギス」1948(昭和23)年9月号

書き出し

賢島から電車に乘つて、暫く來たと思つたところで降りることになつた。今日は横山といふところに泊るといふ日程であつたので、これからその横山に行くことになるのであらうと思はれた。朝は船越村で海女の作業を見、それから多徳島で御木本翁に會ひ、それから賢島から電車に乘つてここまで來たので、もう大分遲く日は西に傾いてゐた。これから山に登るらしいのでそろ/\と登ることにした。自動車が來るといふ話であつたやうに思つ

2021/08/09

19双之川喜41さんの感想

 虚子は  高名な真珠王である 御木本翁と 面会した後 若者たちが 引っ張る リヤカーを 乗り継いで 横山に向かった。 志摩には 当時 国立公園になる計画もあり  横山はその 中枢部と なるので  虚子が 引っ張り出されたような  ことも あるようで ある。 吟行ではなかったようで  そこが 少し期待外れでもある。

1 / 0