青空文庫

「首席と末席」の感想

首席と末席

しゅせきとばっせき

初出:「雄弁」大日本雄辯會講談社、1927(昭和2)年1月

佐々木19

書き出し

思い出すと隔世の感がある。当時私達の学校の卒業生は中学校の教諭心得として二十五円で売れた。大学卒業生は五十円六十円で、並等は教頭、成績の好いのは直ぐ校長になれた。大学は未だ東京の帝大丈けだったから学士が貴かった。恐らく昨今の博士以上だったろう。私の郷里では従兄が初めて大学を卒業した時、町民有志が旗を立てゝ三里ある停車場まで迎いに出かけた。そればかりでない。町の学務委員の発起で祝賀会が催された。「文

2021/07/25

いちにいさんの感想

ビリの方が幸せなんだ。

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