青空文庫

「一年の計」の感想

一年の計

いちねんのけい

初出:「面白倶楽部」1926(大正15)年1月

佐々木17

書き出し

片岡君は又禁酒を思い立った。思い立つ日が吉日というが、片岡君は然う右から左へ埒を明けたがらない。思い立ってから吉日を探し当てるまでに可なり手間がかゝる。「今から禁酒しても来月は小杉君が洋行するから送別会がある。俺は一番懇意だから何うしたって発起人は免れない」なぞと言って、兎角大切を取る。「あなたのような方は身投げの決心をしても大丈夫でございますわね」と細君が冷かす。「何故?」「何故って、こんな深い

2021/01/04

19双之川喜41さんの感想

 何度も 繰り返し 禁酒する。 軽妙な夫婦間のやり取りが面白い。 止めたいことが 止められないのは 誰しも よく有ること なので 応援するやら 同情するやら 面白いと感じた。

2015/09/27

ジローさんの感想

楽しめました。一生禁酒出来そうにないですね~。木の周囲をグルグル回り、「どこにも出られない。」と悩む姿には笑ってしまいました。

1 / 0