青空文庫

「私の事」の感想

私の事

わたしのこと

書き出し

どうしてこんなに暗くなるのだらう……どうもこれはかう理由もなく暗くなるのでは、理由を神秘に索めるよりほかはない。愉快に友達と話してゐても、或る時或る時刻から、急に何の理由もなく暗くなるといふ風だ。毎晩アパート三階の便所に行くと、新宿の百貨店や何かの電燈広告が五六町ばかりの向ふに灯つてゐて、まるでほんとかと云ひたくなる。いつたいあれが僕の気持とどれだけの関係があるんだ。「あれが実業といふもんさ。」と

2020/05/19

dc7ac445de87さんの感想

現代人にも似たような症状に悩まされている人がいそうな内容でした。

2018/11/14

ecedc6dcdf58さんの感想

自分には難解な小編であった。中原中也の時代に生きた人間でこうして「神秘」のように心の闇を抱いた人間は多く存在したのだろうか。増殖するネオンサインを前にして自身にひそむ虫を慈しんだという。仕事をする上で中原中也が示唆するような暗闇とはなにかを考える事が大事ではないかと感じた。

2018/10/23

いちにいさんの感想

あまり上手い文章とは言えんな! 作者名が中也ということでなかったなら、採点は主題が分からぬ支離滅裂な小論文で、67点であろう。勿論、150点満点のね。

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