青空文庫

「非文学的文士」の感想

非文学的文士

ひぶんがくてきぶんし

書き出し

我が国に文学がないとは云はないが、我が大衆に未だ文学がないとは云へるのだ。それかあらぬか文士と呼ばれる人種の中にも、文学でも何でもない、といつて文学に全然関係がなくもないから、つまり文学の爪だの垢くらゐには関係のあることを何かと云々して、それで以て自身は文学のつもりでゐる人が少しはゐる。数にすれば少しでも、文学に無関係な文士なぞといふものが在るのは何れにしろ奇現象であるから、事実上は決して少い感じ

2020/05/22

83ef7fc1d995さんの感想

 一言にして言えば、職業文士。 文学屋であって侍では無いのかもしれない。  複雑に混乱した現代に於いて文士を文屋と単純には謗れないが、侍と言うもの何かと切り結ぶ覚悟がいる。何の為に、此の言葉を嫌うものがいるのは知っているが、切り結ぶかで、文士の価値も決まると言うもの。  しかし、食を得るために切り結ぶのも生物本来のあり方。職業文士を志すのも悪くない。    魂の無い文章は死人の言葉。  現代にまで届く彼の言葉はこうして今も生きているのだろう。            記 西山貴文  

2015/09/30

ジローさんの感想

才能の塊のような中也からみれば文学を論じる、才能のカケラもない輩はモーツァルトのサリエリに対する様なものだと思う。

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