青空文庫

「牛込館」の感想

牛込館

うしごめかん

映画館めぐり(十)

えいがかんめぐりじゅう

初出:「時事新報」時事新報社、1928(昭和3)年10月14日

渡辺4

書き出し

夕方の神楽坂通りは散歩の学生や帰りがけの勤め人なぞでいつもいっぱいである。私は久し振りで坂を上って牛込館を見に行った。錦輝館だの豊玉館だの——矢張りそんな時分に栄えた牛込館がそのまま取り残されている。窓のところに客寄せの楽隊でもいてくれたなら、ひょっとして無性に懐かしい気持がしたかもしれない。××此処は未だ階下ばかりしか入ったことがないので、今日は一円五十銭払って二階の中等席へ上ってみた。ブリキを

2022/11/16

鍋焼きうどんさんの感想

活弁時代の映画館の様子が想像できて楽しい。「サンライズ」は名作中の名作。モンロー·サルスベリーはモンロー·ソールズベリーのこと。エスハートはウィリアムS·ハート。「スライドケリースライド」の邦題は「滑れケリー」。

2016/03/15

4c69ff0365e3さんの感想

往時の牛込館の雰囲気が伝わってくる。武蔵野館から楽士を派遣とあるが新宿武蔵野館のことなのだろうか?

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