青空文庫

「瀬戸黒の話」の感想

瀬戸黒の話

せとぐろのはなし

書き出し

瀬戸黒だね、俺が茶碗を作るとしたら。その標準となるものは、最近見たものの中ではまずこれが良い。根強い強さに恐ろしい美しさを持っている。この強さを持つ、この美しさをもつ工人が数知れず瀬戸赤津にいるのだというが、この集落の人たちは今後なにを生んで見せることであろう。いやいやすでに純白の茶碗に豪壮単純な絵を描き、前代未聞の茶碗を作ったそうな。それが朝鮮の真似でもなく、中国の発明に拠るものでもないそうな。

2018/12/05

れおなさんの感想

陶への愛をかくも饒舌に例える姿がとても好きです。

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