青空文庫

「三の酉」の感想

三の酉

さんのとり

初出:「中央公論」中央公論社、1956(昭和31)年1月

書き出し

一——おい、この間、三の酉へ行ったろう?……ズケリといって、ぼくは、おさわの顔をみたのである。——えゝ、行ったわ。……どうして?……と、おさわは、大きな目を、くるッとさせた。——しかも、白昼、イケしゃァ/\と、男と一しょに、よ……と、ぼくは、カセをかけた。——あら、よく知ってるわね。と、そのくるッとさせた目を、正直にそのまゝ、——おかしいわ。と、改めて、ぼくのほうにうつした。——ちッともおかしかァ

2020/12/05

19双之川喜41さんの感想

 江戸情緒溢れる。 咄嗟(とっさ)に語られる芝居の場面は 残念ながら浮かんでこないものが ほとんどであるからして 読みは浅いにちがいないけど 味わいがあると感じた。

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