青空文庫

「最後の手紙」の感想

最後の手紙

さいごのてがみ

初出:「近代風景 第3巻9号」1928(昭和3)年

仲村1

書き出し

氷になつて午后一時A広場のまんなかで消えてしまう。※贈つてもらつた独逸製の目醒し時計の中に隠れるから燈台の尖へあがつていつて海の方へ力いつぱい抛つてくれたまへ。※太平洋のまんなかには、ちツちやくて綺麗な魚はゐないだらうかかならず僕を喰べてほしい、豆になつて跳びこむから。※せツちやん。君は僕のいふことを聞いてはくれぬ故、僕は以上三ツのいづれかを実行します。では、達者でね。さよなら。底本:「沖縄文学全

1 / 0