青空文庫

「郷愁」の感想

郷愁

きょうしゅう

仲村0

書き出し

友よ肩をならべて街へゆかう質屋をだして外套は僕らの肩によいおもさ友よ腕をくめ街は霧だ燈火の美しくなる十二月何だらう僕らを呼んでゐるものは?友よ新しい気流が渡つてるにすぎぬのだよ街のうへを何だらう僕らの顔に匂つてくるものは?気弱い友よナフタリンの玉がころがつてるにすぎぬのだよかくしの底に霧は僕らの肩におりるやうす友よ友よ話してゆかう声だかに燈火のあひだ霧のしたを。底本:「沖縄文学全集第1巻詩※」国書

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