青空文庫

「ぶくぶく長々火の目小僧」の感想

ぶくぶく長々火の目小僧

ぶくぶくながながひのめこぞう

古典の翻案少年の日常童話的ファンタジー叙情的静謐

書き出し

一これは昔も昔も大昔のお話です。そのじぶんは今とすっかりちがって、鼠でも靴をはいて歩いていました。そして猫を片はしから取って食べました。ろばも剣をつるしていばっていました。にわとりは、しじゅう犬をおっかけまわしていじめていました。こんなに、何でもものがさかさまだったときのことですから、今から言えば、それこそ昔も昔も大昔の、そのまたずっとずっと昔のお話です。だから、いろんなおかしなことばかり出て来ま

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