青空文庫

「祭のさまざま」の感想

祭のさまざま

まつりのさまざま

柳田国男13

書き出し

一村に生れた者は、誰でも少年の頃の祭の嬉しさをよく覚えてゐる。たゞ正月や盆の日とはちがつて、故郷を出てしまふと他所の祭に出逢ふことが少なく、めつたに其話を人とする折がないだけである。都会にも神社の祭は有る。しかし実際は、さう多くの者がその祭を見ることが出来ない。それ故に人は皆大きな花やかな混雑する祭だけを、祭といふものだと思つてゐる。これが村と都会との大きな相違であつた。今度は皆さんは測らずも静か

2017/11/20

芦屋のまーちゃんさんの感想

生まれ育った町に祭というものがあった記憶は小学生時代まで遡っても無い。あるとすれば盆踊りくらいか。しかし、盆踊りが祭であるという趣はもはやすっかりなくなっている。むしろ、最近では太鼓の音や大音量の東京音頭が近所迷惑となり、ウォークマンを付けて盆る無音化盆踊りまで登場している。さすがに自分の町の盆踊りはそこまでではないが昔に比べやたらにおとなしくなっている。そもそも神社に神主がいない。正月などはアルバイトの女子大生が巫女となり、隣り町の神主とともに、まばらな初詣客の相手をしているようだ。皆、初詣はメジャーな神社仏格へ行ってしまうし、舎田に帰ってしまう。そうなのだ、そもそも盆も正月も町(都会)には人がいないのだ!村(田舎)に帰るのだ!こうして祭自体が廃れていくのだ。

2017/09/17

f996a1f4990dさんの感想

祭りの際の煮炊きする火を穢れさせてはいけないという考え方がとても新鮮だった。

2015/08/03

1e58d2ec5dbfさんの感想

祭の意味は、時代によつて変遷していくのでしようか?

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