青空文庫

「むかでの跫音」の感想

むかでの跫音

むかでのあしおと

初出:「殺人流線型」柳香書院、1935(昭和10)年

大倉燁子30

書き出し

1福知山から三田行に乗り換えた時には、もう汽車の中にまで夕闇が迫っていた。園部の新生寺の住職——それは亡夫の伯父なのだ——が急死したという電報を受取ると直ぐ東京から馳けつけて来て、この三日間というもの、通夜だ、葬式だ、とおちおち眠る暇もなかった。亡夫側の親類や知人ばかり集っている中で、気兼しながら暮したので、日数は僅だが、すっかり疲労れてしまい、帰りの列車に乗り込んで、やっと自分一人きりになったと

2015/03/12

ナツメさんの感想

最後のオチにはゾッとさせられた良くできた怪奇小説

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