青空文庫

「断腸亭日乗」の感想

断腸亭日乗

だんちょうていにちじょう

04 断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未

04 だんちょうていにっきまきのさんたいしょうはちねんさいじつちのとひつじ

永井荷風54

書き出し

荷風年四十一正月元旦。曇りて寒き日なり。九時頃目覚めて床の内にて一碗のシヨコラを啜り、一片のクロワサン三日月形のパンを食し、昨夜読残の疑雨集をよむ。余帰朝後十余年、毎朝焼麺麭と※琲とを朝飯の代りにせしが、去歳家を売り旅亭に在りし時、珈琲なきを以て、銀座の三浦屋より仏蘭西製のシヨコラムニヱーを取りよせ、蓐中にてこれを啜りしに、其味何となく仏蘭西に在りし時のことを思出さしめたり。仏蘭西人は起出でざる中

2021/06/20

19双之川喜41さんの感想

 仏帰りなので  朝食は  寝床の中で クロワッサンを食する は  流石 とは 思わせるけど  ショコラを 合わせ食べるなどは  聞いただけで胸が悪くなる。 連日  情交を 重ねたと言う  芸者の身請けを画策し とんだ食わせ者であることが 露見し 落胆しているのが可笑しい。

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