青空文庫

「洗濯デー」の感想

洗濯デー

せんたくデー

初出:「プロレタリア詩」1931(昭和6)年11月号

書き出し

ぷんとにおって来る力強い体臭!おおこの汚れ物のにおいこそ獄内の闘いのはげしさを語るあの人達の生々しいいぶき——さあみんな元気で初めようあたしはポンプ押し千代ちゃんはすすぎ役みんなそろってごしごしざあざあうらみをこめて洗い流す奴等のテロルに汚された垢を油汗を空は秋晴れあつらえ向きの洗濯日和なかでがんばる同志達にせめて小ざっぱりした物を着せるため妾達の胸はあつく腕に力はこもる!(『プロレタリア詩』一九

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