青空文庫

「おれの飛行船」の感想

おれの飛行船

おれのひこうせん

書き出し

おれは白蟻のように噛み切ることはできないおれは飛行機のように軽快に空を飛ぶことはできないだが脳髄の中の空間に飛行船を遊歩させることはできる現在の頁を空白に削りとられた者の前には明日の希望が堂々と逍遥し始めるのぞき窓からのぞき込む鋭い二つの目も希望の青空を漂泊するおれの飛行船をのぞき得ないし、捕らえ得ないし、投獄し得ない。おれの希望の青空に昇るのは工場の烟突と凍え飢えた野良にかがやく太陽だ(獄中から

2016/01/16

d3322e8e3022さんの感想

今読んでも全く古さを感じさせない詩です

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