青空文庫

「わが児に」の感想

わが児に

わがこに

初出:「民衆」1918(大正7)年2月号

書き出し

坊や、私は今お前を見るお母さまの側にそい寝して居るお前を見る何と云うこましゃくれた相だ何と云う不思議な生物だそれが十ヵ月前に生れたあのみにくかった肉塊か母の胎内から外にとび出してさながら世の中を馬鹿にしたように一しゃくりくしゃみしてさて初めてオギャアと泣き出したあの肉塊かああお前は実に、私の驚異だまだお前のお誕生が来ないのにお前はもう立派な人間だ人並みにお前は悲しみを知って居る、人並みにお前は寂し

2016/03/19

芦屋のまーちゃんさんの感想

キリスト教の隣人愛とは、実は身近な他人である「わが児」のことではあるまいか?子供のために働くのは大義名分である。正当化しなければやってられない。子煩悩の父と言われるのは、結局自分のためだ。

2016/01/30

a98a2cd23bf1さんの感想

遥か遠くに 微かな 希望が 感じられる。

1 / 0